「数字の英語」がお気に入り。以前よりスピーキングが上達し、外資系企業の英語面接に平常心で対応できた
記事作成日:2025年4月7日

TOEIC840点。電子機器メーカー勤務・マーケティング。最初にパタプライングリッシュを購入し、学習方法が非常に良いと感じた。少し難易度が高い教材でビジネスの英語力をつけたくて、パタプラ会議&ファシリテーションも購入。2024年7月から利用。
T.Oさんの英語人生史
- 大学
- 電子工学専攻・留学経験なし
- 就職
- 日系電子機器メーカーに入社
10年以上技術職を経験する - 異動
- 事務職に転向
仕事で初めて英語を使う - 転職
- 日系電子機器メーカーに入社
- パタプライングリッシュを開始
- 異動
- グローバル部署へ
日常的に英語を使う環境に - パタプラ会議&ファシリテーションを開始
- 日系電子機器メーカーへ転職
技術職→マーケティングへ転向し、英語を使う場面が増えた
── まずはT.Oさんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?
T.Oさん:2024年10月に日系の電子機器メーカーへ転職しました。新規事業を立ち上げる部署に所属しており、マーケティングから調達まで幅広く担当しています。
── 新卒時はどのような会社で働かれていたのですか?
T.Oさん:新卒時も日系の電子機器メーカーで働いていました。技術職を10年以上経験した後、マーケティングや調達といったビジネス寄りの事務種に転向しました。
── これまでのキャリアの中で英語の使用率に変化はありましたか?
T.Oさん:はい。新卒入社した企業でもある程度グローバルな仕事をしていましたが、日常的に英語を使うような環境ではなかったです。
パタプライングリッシュのインタビュー時に所属していた日系電子機器メーカーでは、2023年10月の部署異動を機に日常的に英語を使うようになりました。(T.Oさんのパタプライングリッシュのインタビュー記事「一番継続できている教材。約3ヶ月で提案や質問の型が頭に定着し、話す力がついた」)
※パタプライングリッシュは、パターンプラクティス×チャンクの独自メソッドで、スピーキングを技能として習得するパタプラのシリーズ教材です。
グローバル部署で実力を発揮できず、悔しい思いをした
── 学生時代は英語が得意でしたか?
T.Oさん:得意・不得意以前にあまり必要だと感じておらず、意識していませんでした。リーディングをする機会は人並みにありましたが、それ以上のことはしていなかったです。学校の中でのみ英語に触れていました。
── これまでに取り組まれた英語学習について教えていただけますか?
T.Oさん:前職でTOEICを受けるように言われ、まず試験対策から始めました。3年ほど前にプログリットで3ヶ月間コーチングを受けたこともあります。
コーチングはリスニングとリーディングに特化したTOEIC対策レベルのもので、スピーキングには全く触れていませんでした。TOEIC800点を超えたのはコーチングのおかげです。
── 英語で失敗して悔しかったことなど、T.Oさんの記憶に残っているエピソードがあれば教えてください。
T.Oさん:前職のグローバル部署は英語レベルが高く、実力を十分に発揮できなかったのは悔しかったですね。
海外の部署やグループ会社にもっとアプローチできれば業務範囲も拡大できたのですが、そのチャンスを上手く活かせず…。「ネイティブの英語を自由自在に聞けるくらいスキルがあったら活躍できたのに」と、非常に悔しい思いをしました。
リスニングが最大の課題だった
── T.Oさんが英語会議に参加するようになったのはいつ頃からですか?
T.Oさん:ネイティブレベルの英語会議に初めて参加したのは、前職のグローバル部署にいた時です。普段から生の英語が飛び交うような環境でした。
── 現在、仕事で英語会議に参加する機会はありますか?
T.Oさん:現在は英語会議には参加していません。前職ではほぼ毎日英語を使っていましたが、今はドメスティックな部門にいるため、メール以外で英語に触れる場面はないです。
ファシリテーターを務めた経験はまだありません。今いる会社もグローバル企業なので、英語会議に出たりファシリテーションをする機会は今後十分にあると思っています。
── 英語会議で困っていたこと、課題に感じていたことがあれば教えてください。
T.Oさん:モゴモゴバスターを併用したことでかなり改善されましたが、私の場合はリスニングが最大の課題でした。聞き取りさえできればスピーキングはそこまで難しくありません。
前職のグローバル部署はノンネイティブに配慮があるような環境ではなかったため、ネイティブの容赦ないスピード感とアジア系特有の英語の訛りに苦戦していました。
※モゴモゴバスターとは松尾先生が開発・販売している音声変化のリスニング教材です。松尾先生の代表作の一つで、累計27,000人以上が購入している人気教材です。リスニングはモゴモゴ、スピーキングはパタプラ、と両方愛用される方も多いです。
外資系企業の英語面接も平常心で対応できた
── パタプラ会議&ファシリテーションを購入された理由を教えていただけますか?
T.Oさん:積極的にパタプラ会議&ファシリテーションを選んだわけではなく、パタプラシリーズ自体のシステムや学習方法がすごく良いと感じていたので購入しました。
パタプライングリッシュの追加レッスンとパタプラ口語表現も選択肢にありましたが、「ビジネスの現場での英語力をつけたい」「せっかくなら少し難易度が高いものに挑戦したい」と考え、自分のニーズに一番合っていそうなパタプラ会議&ファシリテーションを選びました。
※パタプライングリッシュの追加レッスンは、さらに発話トレーニングを続けたいという方のために開発された音声完結型教材です。全62レッスンに3回以上のレッスン記録がついている、または購入から1年が経過している方限定でご利用いただけます。
※パタプラ口語表現は、ビジネスシーンで頻出するイディオム、句動詞、慣用表現などの口語表現を習得するパタプラのシリーズ教材です。
── 実感できた効果や、変化を感じたタイミングについて教えてください。
T.Oさん:スピーキング力は以前より大分向上したと思います。転職活動では外資系企業もいくつか受けたのですが、英語の面接試験も平常心で対応できました。
面接は自分に関する質疑応答が中心なので難易度はそれほど高くないかもしれませんが、パタプラシリーズをやっていなかったらそれすら対処できなかったと思います。
学んだ表現を実際の現場で耳にしたことも
── 会議参加者用レッスンの内容について、ご感想をお聞かせください。
T.Oさん:パタプラ会議&ファシリテーションには、実際の現場で使われている表現が結構出てきますね。
TOEICの勉強をしていたこともあり単語はある程度知っているつもりですが、まれに「こんな単語は初めて聞くな」というものがありました。例えばLESSON12に出てくる“mitigate”は、TOEIC対策の中でも遭遇したことがなかったです。
前職のグローバル環境で“mitigate risks”を耳にした時は、「本当にこうやって使うんだ!」と思ったので印象に残っています。
パタプラ会議&ファシリテーションには難しい単語も若干含まれていていますが、実際の現場で使われている表現をピックアップして載せているのはすごいと思いました。
※パタプラ会議&ファシリテーションでは、「レッスン」と呼ばれる会議参加者用レッスンと、「ファシリテーション」と呼ばれるファシリテーター用レッスンの2種類を用意しています。
── ファシリテーター用レッスンについてはいかがでしたか?
T.Oさん:会議の流れをイメージできる内容になっていましたが、私の場合は会議参加者用レッスンの方が役立ちました。より自分のレベルに近い内容だと感じたからです。
── 番外編のレッスンにも取り組まれましたか?
T.Oさん:数字の英語がすごく役立ちました。数字が瞬時に理解できないと、すぐ話についていけなくなってしまいます。数字に慣れる良いきっかけになったので、やって良かったです。
※番外編は「オンラインMTGの英語」「数字の英語」が音声付で学べるレッスンです。オンラインミーティングで役立つ基本的なフレーズをはじめ、日常生活やビジネスシーンで必要な数字の表現も学べます。
今は1日1レッスン。将来に備え少しずつ継続していきたい
── 会議参加者用レッスンとファシリテーター用レッスンについて、T.Oさんはどちらを優先して進めていらっしゃいますか?
T.Oさん:私の場合は両方交互に入るような設定でやっています。
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
T.Oさん:転職してから忙しくなったこともあり、今は1日1レッスン、学習時間は10分程度です。通勤で駅まで歩く時間を使って、行きも帰りも取り組んでいます。
転職前は1日の推奨レッスンを全部こなしていましたし、オンライン英会話やリーディングの練習も併用していました。
休日も平日と同じ感じです。他に優先度の高い学習項目があるので、今は英語学習にかける時間は減らしています。
ただ、全く英語を勉強しないのは良くないので、最低限1日10分はやると決めています。今後、英語学習の時間を確保できるようになった時のために備えておきたいので、少しずつでも継続していくつもりです。
※推奨レッスンとは、記憶の定着を高めるためにエビングハウスの忘却曲線に沿って最適なタイミングで取り組むべきレッスンを推奨表示する機能です。
経営管理や事業企画など、様々な事務職に挑戦したい
── T.Oさんの1年後の目標を教えてください。
T.Oさん:来年の今頃には英語学習の時間が取れるようになるので、今の状態を継続して英語力の維持に努めたいです。
パタプラシリーズをベースに、オンライン英会話などもリスタートしていきたいですね。英語力がついてくればグローバルな環境に異動する機会も増えます。
忙しい中でいかに復習するかという視点で、向こう1年はパタプラ会議&ファシリテーションを上手く使っていきたいです。
── T.Oさんの今後のキャリアプランを教えてください。
T.Oさん:マーケティング、購買、経営管理、事業管理、事業企画など、色々な事務職に挑戦していきたいです。英語が必須になる分野もありますし、英語力があれば活躍できるチャンスも広がるので、英語力の維持向上は常に考えていきたいです。
── プライベートでは「これをやってみたい」など、何か計画はありますか?
T.Oさん:国内に外国籍の友人関係があるので、彼らとよりスムーズにコミュニケーションを取れるようになりたいですね。
より実践的で難易度が高い点がお気に入り
── パタプラ会議&ファシリテーションの一番のお気に入りポイントを教えてください。
T.Oさん:パタプラ会議&ファシリテーションのお気に入りポイントは、「より実践的で難易度が高い内容であること」です。パタプライングリッシュもパタプラ会議&ファシリテーションも、一連のセットとして同傾向の魅力があります。
パタプラ会議&ファシリテーションは難易度は高いですが、少なくともパタプライングリッシュに取り組んだ後であれば太刀打ちできないこともありません。パタプライングリッシュの次に継続して取り組む教材として丁度良く、気に入っています。
── パタプラ会議&ファシリテーションとパタプライングリッシュ、それぞれどのような方にお勧めですか?
T.Oさん:スピーキング力を身につけたいと思い始めた人には、パタプライングリッシュがお勧めです。パタプラ会議&ファシリテーションはその後のステップアップとしてお勧めです。
国内のビジネスの機会だけで英語を使う人なら、パタプライングリッシュとパタプラ会議&ファシリテーションで十分ではないでしょうか。パタプラ口語表現はさらに高いレベルの日常会話が必要な人に刺さる内容だと思います。
── メールやオンラインでのサポート体制はいかがでしたか?
T.Oさん:自分で問題なく進められているので学習サポートはあまり利用していませんが、こういったインタビューの機会があるのは良いですね。ひとつのペースメーカーになります。
インタビューを1ヶ月後に設定することで、「学習を継続しよう」という気持ちになります。モチベーションが落ちてしまう時もありましたが、インタビューで「ちゃんとやってます」と言えるように頑張ろうと思えました。
── 最後に、これを読んでいる方へメッセージがあればお願いします。
T.Oさん:転職前は推奨レッスンの通りにパタプラ会議&ファシリテーションをやっていたので、特にスピーキング力が上がったのを実感できました。外資系企業の英語面接に対応できる英語力に到達したのは、間違いなくパタプラ会議&ファシリテーションのおかげです。
私の英語学習はずっとパタプラシリーズが中心です。少しずつでも続けてきたからこそ、実際の成果に繋がったのだと思います。