LESSON 14 行き詰りへの対処
議論の行き詰まりに対処する方法は様々ですが、このレッスンでは4つの方法を取り上げます。小さなグループで話し合ってもらう、プロコンをリストアップして考える、温度感を確認する、次回に持ち越す、となります。
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※レッスンを聞いた後に分からない部分はテキストを見て確認しましょう。
◇ファシリテーターの発言を聞いてみましょう。-小さなグループで話し合ってもらう-
Let's break into smaller groups for more focused discussions. We expect these groups to generate creative ideas. The goal is to summarize our ideas in 20 minutes and be ready to share them with the larger group. When sharing, let’s keep it concise and focus on key points.
小さなグループに分かれて、より集中したディスカッションを行いましょう。このグループから創造的なアイデアが生まれることを期待しています。目標は、20分以内にアイデアをまとめ、全体と共有できるようにすることです。共有するときは、簡潔に、重要なポイントに焦点を当てていきましょう。
◇元のセリフを聞いてみましょう。-プロコンをリストアップする-
Let's make sure we have thoroughly looked at both the positive and negative aspects of each idea.
I'll jot down the main points we've discussed for each proposal. Such reviews will guide us in our decision-making process.
それぞれのアイデアのプラス面とマイナス面の両方を徹底的に検討できたかを確認していきましょう。それぞれの案について、話し合った要点を書き留めていきます。このような見直しが、私たちの意思決定プロセスの指針となりますから。
◇元のセリフを聞いてみましょう。-温度感を確認する-
How keen are you on this idea? If you think it is fantastic, raise your hands high. If you have mixed feelings about it, hold your hands in the middle. And hands down low means you’re not keen at all.
■ be keen on ~に熱心である
あなた方はこのアイデアにどの程度乗り気ですか?素晴らしいと思う人は高く手を挙げてください。複雑な気持ちなら、手を真ん中に。手を低く下げると、まったく乗り気でないことを意味します。
◇元のセリフを聞いてみましょう。-次回に持ち越す-
It's clear we need more input or clarification before making a final decision. We'll revisit this topic in our next meeting. Please take some time to reflect on the points discussed today, and come prepared so we can reach a decision.
最終決定を下す前に、もっと多くの意見や明確な説明が必要なのは明らかですね。次回の会議でこのトピックを再検討します。今日議論された点について考える時間を取り、決断を下せるよう準備して来てください。