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学習ガイド

パタプラ会議&ファシリテーションの基本的な使い方、レッスンの注意点、効果的な学習方法について解説します。

基本学習
発話練習バリエーション
学習原則
リピーティング
学習の進め方
学習メソッド

【学習原則】音声中心で進める

パタプラ会議は、ビジネス用語集・フレーズ集ではありません。日本人のビジネスパーソンが、英語での会議で対応できる力を身につけるためのトレーニング教材です。そのため、原則としてレッスン音声のみで学習を進める構成にしています。

メインとなる英語構文 → 日本語訳 → 使える場面や注意点の説明と音声が流れてきます。その後、メインの構文に様々な代入語(チャンク)を入れて発声する練習が続きます。

代入語の日本語訳や表現についても音声で説明があるので、途中で中断して調べずに、音声のみで学習が完結できる作りになっています。

テキスト(スクリプト)を見ながら流し聞きで声に出すだけだと、レッスンの難易度が下がり、効果も低くなります。

学習原則:音声中心で進める
学習原則:音声中心で進める

イメージトレーニングの重要性

音声ファイルでネイティブが話している英文、そして自分が口にする英文の内容を、できるだけありありと具体的な情景として思い浮かべます。

イメージトレーニングの重要性

イメージするのとしないので、構文や代入語のチャンクが潜在意識に落とし込まれるまでのスピードが圧倒的に違ってきます。機械的に音だけを口から出すのではなく「その気になって」発話することです。

潜在意識は、実際に起こったことと想像上で起こったことの区別ができません。情景・状況をありありと思い浮かべて英文を口にしていると、あたかも実生活で本当にそのやりとりを行ったのと同じように脳は記憶してくれます。

そうした強い印象を脳に与えると、定着が早くなり、また現実に英語を話す場合も、過去にもいつもそうやって話していたかのようにすんなりと言葉が出るようになります。

イメージトレーニングについては「パタプラ通信」でもご案内します。またイメージトレーニングの重要性について科学的根拠から解説した記事もございます。
2重符号化説 - 第二言語習得研究の記憶システムと効果的な英語学習のやり方をご確認ください。

発話の2つの注意点

実際に口から出して練習する際には以下の基本に注意しましょう。小声で話したり、つぶやいたり、ささやいたりするときは、特に忘れがちです。

1. 息の速度を速くして発音する

全体に息の速度を速くして発音すること。センテンスの中の重要語のアクセントは、特に息を速くする。日本語の3倍くらいの速さの感覚です。

2. 声より息を優先する

日本語は声の音。英語は息の音。英語では声より息を優先します。常に流れ続ける息を、口の形と舌の位置でコントロールして発音する言葉。「ん」以外の音節が全て母音で終わる日本語は、口の形をほとんど変えずに口の中だけで発音できてしまうが、英語でこれをやると英語の音になりません。

テキストは補足資料

テキスト(スクリプト)を読みながら進めることで、無意識に音読になってしまわないように注意しましょう。

テキストは、定冠詞/不定冠詞や名詞の単数/複数などを確認するため、間違ったままトレーニングを進めることにならないよう、認識をすり合わせるため、という位置づけで学習するようにしてください。

うまく成果が出ない方へ

パタプラ会議で成果を感じられない方は、次のいずれかの場合が多いです。

  • 毎日レッスンを継続できていない
  • 1日あたりの学習時間が短い
  • 音声の内容をイメージせずに聞き流し、音だけを真似て機械的にリピートしている
  • 自分で口から出す言葉の内容を鮮明にイメージしていない

特にレッスン自体は簡単に感じるのに、いざ実際のシーンでとっさに英語が話せない人は、持っている知識を「手続き記憶」に落とし込めていないことが理由です。

手続き記憶に落とし込むためには、とにかく明確なイメージ化をしながら反復練習を大量に行うしかありません。スポーツの練習と同じです。

ZOOM学習サポート

正しい練習方法や目標の立て方について、ZOOMによる学習サポート(1回まで無料)を実施しております。
ご希望の方は予約ページよりご予約ください。

トレーニングは基本リピーティングで行う

本教材では「リピーティング」と呼ばれる練習方法を採用しています。

リピーティングとは、音声を真似て声に出して繰り返すことを言います。(代入語を入れて新しい文を作ったり、時制や話法、態、関係代名詞の変換練習なども、便宜上まとめて「リピーティング」と呼びます。)

英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、文の構成力を高めること、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

リピーティングについて詳しい解説記事もございます。
リピーティング - 第二言語習得研究の記憶システムと効果的な英語学習のやり方

トレーニングは基本リピーティングで行う
トレーニングは基本リピーティングで行う

なぜリピーティングなのか

英語の練習方法として「シャドーイング」を聞いたことがある人も多いかも知れません。なぜシャドーイングではなくリピーティングを推奨するのか、理由があります。

シャドーイングは英語の音を理解する第一段階である音声知覚の自動化には役立ちますが、口にしている英文を他の知識と結びつけたり構造を理解しながら反復することは非常に難しいからです。

シャドーイングを行うならば、リピーティングですらすら言えるようになった例文に対し、復習時に行うことをお勧めします。

口頭練習の注意点

ただ機械的に反復するのではなく、下記の点に注意しながら取り組みましょう。

練習をする際は下記の4点に注意しながら進めてください。

(a)聞こえた文の内容そのままに正確な英文を繰り返す
(b)ポーズ内(次の音声までの合間時間)に言い終われるまで練習する
(c)発音とリズムを少しでも近づける努力をする
(d)英文の内容を鮮明にイメージする

上記を最初から全て完璧にする必要はありません。
まずは(a)をクリアしてから(b)→(c)→(d)と順番に付け足していってください。

0:31 口頭練習4つの注意点
0:59 【注意点1】聞こえてきた文をそのまま正確に繰り返す
2:46 【注意点2】ポーズ内に言い終わるようになるまで練習
3:56 【注意点3】発音とリズムを教材に少しでも近づける
10:04 【注意点4】英文の内容を鮮明にイメージする
11:14 口頭練習の注意点まとめ

学習の進め方

新しいレッスンと復習をセットにして学習を進めましょう。一つのレッスンをトータルで9回行うことが目安になります。

復習を行うタイミングは、翌日・1週間後・2週間後・4週間後(その後は4週間隔)を推奨しています。エビングハウスの忘却曲線を元に、すでにある知識を技能に転化する最も効率の良い回数・間隔になります。

学習の進め方
学習の進め方
エビングハウスの忘却曲線を活かした復習時期

エビングハウスの忘却曲線とはドイツの心理学者・エビングハウスによる、人が学習した内容を忘れるまでの時間と記憶の関係を表した忘却を表す曲線です。
エビングハウスの忘却曲線 - 第二言語習得研究の記憶システムと効果的な英語学習のやり方

復習のタイミングについては、レッスンページにある「学習記録」を付けることで、マイページトップ及びメールでリマインドを受け取ることができます。

ヒトの記憶システムの特性から理想的な学習ペースは毎日1時間です。復習レッスンが少ない初期段階は1時間に満たないですが、毎日レッスンを続けることで1時間のスケジュールを必要とする構成になっています。

理想的な学習ペースは毎日1時間

英語を技能にまで落とし込むには、大量の口頭での反復練習が絶対的に必要な条件です。

たとえ10分でも、やらないよりは、はるかに良いです。とにかく「毎日やること、習慣化すること」を意識するようにしましょう。まずは21日間続けることでトレーニングが習慣化されます。

全56レッスン概要

レッスンテーマ内容
1-7意見柔らかい伝え方、それぞれの確信度に合わせた意見を伝える表現。
8-15意見賛成する、反対する意見を伝える表現。
16-20修復ピンポイントで聞き返す、確認や勘違いの修正、意図の念押しをする表現。
21-29質問質問 詳細説明を求める、数字やデータ、根拠や理由について質問する表現。
30-38問題解決問題解決のための原因の特定、深刻度や影響について、解決のプロセスの表現。
39-56議論優先事項や選択肢、可能性、提案など議論についての表現。

パターンプラクティスとは

パターンプラクティスは、英文の一部を入れ替えたり、時制を変えたり、2つの文を組合わせたり、疑問文⇔肯定文と変えながら練習する方法です。

パターンプラクティスによる入れ替えのサンプル

元々はアメリカのミシガン大学で開発されたメソッド。第2次世界大戦中に米軍が言語習得として採用して大きな成果をあげたため「Army Method」とも呼ばれています。

チャンクとは

2~8語程度からなる意味のカタマリのことを言います。
例えば “I have known him for a long time.” の文は「I have known ~」、そして「for a long time」の2つのチャンクから出来ています。

チャンクのサンプル

ネイティブや英語上級者は、チャンクを連ねて文を組み立てるのでスムーズに話せます。リスニングもチャンク単位で聞いており、次に来る内容を予想しながら聞けるため理解度も高いです。

英語を話すために必要な3つの要素

丸覚えした決まり文句やフレーズだけでなく、自分の言葉で文を作って英語を話せるようになるためには下記3つの要素をクリアする必要があります。

1. 英語の回路

頭の中で日本語から英作文するのではなく、最初から英語で発話できる。

2. 語彙表現

言いたいことを伝えるのに、必要な構文と語彙表現を十分な量だけ覚えている。

3. オーバーラーニング

パーツをほぼ無意識に瞬時に組合わせて発話できるよう、覚えた後も何度も繰り返す。

パターンプラクティスは日本人に最適

パターンプラクティスによる反復練習は、以下の理由から日本人の英語学習にとって非常に効果的です。

1. 大量の英語を口にできる

限られた時間にとにかく大量の英語を口にできます。多忙なビジネスパーソンが限られた時間の中で、この基本フォームを大量に口頭練習するのにパターンプラクティスに勝る方法はありません。

2. 英語の回路と応用力が身につく

系統立てて構文を覚えるので、より短時間で、無駄なく「英語の回路」と「応用力」が身につきます。最初から「型」で系統的に区分けしたパターンプラクティスで訓練すれば、長期記憶レベルでの整理も簡単。英語回路ができるのも、応用力がつくのも、それだけ早いのです。

3. イメージ化がしやすい

音読、瞬間英作文、パターンプラクティスのいずれにおいても「イメージ化」が大切です。パターンプラクティスは最初に英文の意味を理解する時にのみ日本語を使い、あとは英語だけで練習するため、よりイメージ化がしやすいです。

4. 型を活用して話す

正しい「型」に基づいて英語を覚え込むため、自分独自のセリフを口にする際に基本部分の「型」を間違えません。「型」を活用することで構文単位でのミスは大きく減り、自信を持って積極的に話せるようになります。

リピーティング

リピーティング

本教材で推奨する基本の練習法です。

音声を真似て声に出して繰り返すことを言います。(代入語を入れて新しい文を作ったり、時制や話法、態、関係代名詞の変換練習なども、便宜上まとめて「リピーティング」と呼びます。)

英語を英語のまま、英語の語順で頭の中に保持し、それを口に出す必要があるので、英語の回路を作るのに最も役立つ練習方法となります。

サイレントリピーティング

サイレントリピーティング

通勤時間や会社のお昼休憩など、声が出せない環境でレッスンに取り組む方にお勧めの練習法です。

頭の中でリピーティングを行うことを言います。復習や実際に声を出す練習の前の準備に大きな効果があります。実際に口に出すのと同じくらい時間をかけて発話するように注意しましょう。

あまりに早く発話が終わってポーズが余る場合、正しくできていない可能性があります。声を出している「つもり」で頭の中で音を出すのは、実際に声を出しているのと同じだけの集中力で聞かないとできません。

オーバーラッピング

オーバーラッピング

音声にぴったりと自分の声を重ねるようにして発話する練習法です。

自分の声とネイティブ音声のズレを修正していくことで、発音やリズムが短期間に改善されます。

1レッスンごとに、1~2つ程度のセンテンスを選び、丁寧にオーバーラッピングを行ってみることをお勧めします。初めは文字を見ながらで構いません。繰り返すうちに覚えてしまうことでしょう。

ささやき法

ささやく、つまり声を出さずに息だけで発話する練習法です。(つぶやき応用練習とは別の練習法です。)

英語は子音が活躍する言語です。ささやき法で自分の子音の発音が際立って聴こえるまで練習することは、良いトレーニングになります。正しい口の形と大量の息が必要だからです。

自分の発話を録音して、見本音声のようにハッキリと聞こえるか試してみてください。

ささやき法で、子音を際立たせながらスラスラ言えるようになり、改めて声を出して発音してみると、ボリュームの大きな声で、英語らしい発音になっていて驚くはずです。

【ささやき法お手本音声】

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