セミナーを機にChatGPTをフル活用。チャンクが身につき、英語会議の理解に集中できるように
記事作成日:2025年8月20日

TOEIC795点(IPテスト730点)。メーカー企業勤務・営業職。転職後、英語会議のファシリテーションが仕事のメインに。会議に特化した内容で自分の状況に合っていると感じたパタプラ会議&ファシリテーションを購入。2025年1月から利用。
M.Nさんの英語人生史
- 小学生
- 地元の英会話教室に通う
- 中学
- アメリカでホームステイを経験
- 高校
- オーストラリアに交換留学
- 大学
- 商学部・国際コミュニケーションを学ぶ
- 留学
- 1ヶ月間ロンドンへ留学
- 就職
- 自動車部品メーカーに入社
会社研修でTOEIC対策を開始 - 2社目
- メーカー企業へ転職
TOEIC専門塾で基礎力を磨く - 3社目
- 自動車メーカーに転職
- 留学
- セブ島に短期留学
- 4社目
- メーカー企業に転職
- パタプラ会議&ファシリテーションを開始
参加する全ての英語会議でファシリテーターを務めることに
── まずはM.Nさんのご経歴について教えてください。現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか?
M.Nさん:国内のメーカー企業で販売企画の仕事をしており、同じグループの海外拠点の方と英語でコミュニケーションを取っています。
会話をする相手はオーストラリア、香港、インドの方々がメインです。経営レベルの人が参加する会議は月2回、実務担当者レベルの会議は月1回あります。
メールのやり取りは毎日のように発生している状況です。簡単な内容であればTeamsのチャットで話したりもします。資料や販売実績の詳細なレポートを読む機会も多く、全体の業務のうち3割が英語、7割が日本語という環境です。
── 新卒時はどのような会社で働かれていたのですか?
M.Nさん:自動車部品メーカーで営業をしていました。海外の仕事に携わりたかったのですが、TOEICの点数が全然足りなくて日本の仕事をしていました。英語を使う場面はゼロでしたね。
── お仕事で初めて英語を使われたのはいつですか?
M.Nさん:3社目の自動車メーカーに在籍していた時です。1年半ほど海外のセールスに携わっていて、主にタイ人と英語でコミュニケーションを取りながら仕事していました。
── 英語会議に参加するようになったのはいつ頃ですか?
M.Nさん:3社目にいた時で、当時からファシリテートする機会がありました。現在の会社でも、週に3回ある会議は全てファシリテーターを務めています。自分で資料を作って10〜15分発表するような場面も、今後増えていきそうです。
中学・高校時代に短期留学を経験
── M.Nさんは子どもの頃から英語や外国が身近な環境でしたか?
M.Nさん:映画と音楽とサッカーが好きで、海外の文化に触れる機会は多かったですね。映画は『Back to the Future』、音楽はVan Halenが好きでした。
中学・高校では短期留学も経験しています。中学生の時はアメリカ・オハイオ州に、高校生の時はオーストラリア・メルボルンに2〜3週間滞在しました。
── 学生時代は英語が得意でしたか?
M.Nさん:英語は得意な認識を持っていました。大学受験の時も他の科目をカバーするくらいの自信はあったつもりです。
英語がネックになり、海外業務に携われなかったことも
── 社会人になってから英語学習を始めたきっかけを教えてください。
M.Nさん:1社目の内定式でTOEICのIPテストを受けたのですが、300点くらいしか取れず、リスニングも全然できなくて衝撃を受けました。
海外の仕事に憧れはあったものの、英語がネックで実現できず…。社会人4年目以降はTOEIC対策講座など、会社の英語研修を積極的に受けるようにしていました。
── これまでに取り組まれた英語学習について教えていただけますか?
M.Nさん:2社目にいた時に、中村澄子さんが講師を務めるTOEIC専門塾に通っていました。単語と文法はそこでかなり鍛えられたと思います。
3社目にいた時はセブ島に短期留学し、1週間英語漬けの日々を過ごしました。その後は週に1回ほど英会話教室にも通いました。
── M.Nさんが効果を実感できた英語サービスがあれば教えてください。
M.Nさん:シャドテンでリスニング力が上がった実感があるので、今も利用しています。
英語会議で深い議論をするのは、まだまだ難しい
── 「これを思い出すと奮起する」など、ご自身の中で印象に残っている英語のエピソードを教えてください。
M.Nさん:2社目に在籍していた時のエピソードです。会議で来日したイギリス人の役員に向けて発表する際、アイスブレイクにサッカーの話を入れたら大変盛り上がったのを覚えています。
その役員の方は出身地のチームがお気に入りらしく、私がロンドン留学中に観戦した試合の話をしたら、かなり乗ってきてくれました。自分の趣味をきっかけに雑談が弾んだのは嬉しかったです。
── 英語会議で困っていたこと、課題に感じていたことがあれば教えてください。
M.Nさん:ファシリテーションについては結構楽だと思っています。事前にアジェンダを準備して、決まったチャンクさえ頭に入れておけばどうにかなりますが、深い話になっていくと難しいです。
そういった場面で質問をしたり自分の考えを伝えるのは、まだまだできていません。「スピーキングとリスニング、どちらももっと力をつけていかなければ」と痛感しているところです。
頭に叩き込んだチャンクは、実際の会議で活用できた
── 数ある英語教材の中から、なぜパタプラ会議&ファシリテーションをお選びいただけたのでしょうか?
M.Nさん:パタプラ会議&ファシリテーションを知ったきっかけは、インスタとPIVOTです。PIVOTの中で教材開発者の松尾先生が仰っていたように、何も考えずにパッとチャンクが出てくるようにならないと、英語会議はきついだろうなと感じていました。
シリーズ教材の中からパタプラ会議&ファシリテーションを選んだのは、今後ファシリテーションが仕事のメインになっていくと思ったからです。ベーシックなことはできているつもりでしたし、自分でも勉強できます。会議に特化している点も今の私の状況に合っていました。
── 実際に始めてみて、いかがでしたか?
M.Nさん:転職後、最初の2ヶ月は会議で話が聞き取れず苦しかったので、ファシリテーションに必要なチャンクや型を学べたのは本当に良かったです。レッスンの中からピックアップして頭に叩き込んだチャンクは、実際の会議でも活用できています。
「チャンクの重要性」に気づけたことが一番の価値
── ファシリテーター用レッスンの内容について、ご感想をお聞かせください。
M.Nさん:LESSON2「会議の目的と成果物の確認」やLESSON3「アジェンダの紹介・最初のアジェンダに入る」の内容がとても良いですね。特にLESSON2の"Let's get started."は役立ちました。実際の会議では必ずこの一言から始めるようにしています。
パタプラ会議&ファシリテーションをやって、チャンクの重要性に気づけたことは非常に大きかったです。チャンクを覚えるという意識がない中で、今までよくやってこれたな…と思います。空気を吸うように"Let's get started."などが出てくるようになれば、会議の中身を理解する方に頭を使えます。
※パタプラ会議&ファシリテーションでは、「レッスン」と呼ばれる会議参加者用レッスンと、「ファシリテーション」と呼ばれるファシリテーター用レッスンの2種類を用意しています。
── 番外編のレッスンにも取り組まれましたか?
M.Nさん:数字の英語は少しやってみました。販売の仕事をしていると数字を口にする場面が多いのですが、いきなりだと「1万円」という言葉もパッと出てこなかったりします。会議で使う数字は事前にChatGPTに聞いて、本番に臨むようにしています。
※番外編は「オンラインMTGの英語」「数字の英語」が音声付で学べるレッスンです。オンラインミーティングで役立つ基本的なフレーズをはじめ、日常生活やビジネスシーンで必要な数字の表現も学べます。
── 現在の学習時間のタイムラインを教えてください。
M.Nさん:私の場合、パタプラ会議&ファシリテーションは「チャンクを自分のものにする」という位置づけで使っています。レッスン一覧の中から今の自分に必要なチャンクを抜き取って、仕事の合間に覚えるようにしています。併用しているシャドテンとスピフルは、それぞれ1日30分ずつやるようにしています。
短期目標は海外出張、中長期の目標は海外駐在
── 来年の今頃にはどのような自分になっていたいですか?
M.Nさん:今は決まりきったコミュニケーションでなんとかキャッチボールしている状態ですが、もう2〜3歩踏み込んで深い話までできるレベルに持って行きたいです。
そのためにはもっとチャンクを覚えて、繰り返し使っていかなければなりません。年内はこういったところに力を入れていきたいですね。
── M.Nさんの今後のキャリアプランを教えてください。
M.Nさん:アメリカやヨーロッパの人たちと会議をしながら、海外出張にも行きたいというのが短期的な目標です。近々インドに行くことになると思います。
中期的な目標は海外駐在です。今の会社ではアメリカ、ヨーロッパ、香港などに駐在するチャンスがあります。4年くらい海外駐在を経験して、ストレスなく英語を使えるようになるのが長期的な目標です。
── プライベートでは「これをやってみたい」など、何か計画はありますか?
M.Nさん:サッカー選手のインタビューをストレスなく聞けるようになりたいですね。海外旅行に行きたい気持ちも常にあります。
セミナーがきっかけでChatGPTをフル活用するように
── メールやオンラインでのサポート体制はいかがでしたか?
M.Nさん:「ChatGPTを活用したマイチャンクの作り方」のセミナーを見て以降、ChatGPTをフル活用しています。パタプラがChatGPTと私を出会わせてくれました。こういったインタビューの機会など、定期的なサポートがあるのも非常にありがたいです。
※パタプラ限定セミナーは、パタプラシリーズ教材の購入者様のみ視聴できるオンラインセミナーです。学習習慣化のコツや海外駐在エピソードなど、実際の利用者様にインタビュー形式でお伺いします。ChatGPTを活用したチャンクの作り方など、教材開発者の松尾先生が登壇する回もございます。
── 最後に、この記事を読まれている方へメッセージがあればお願いします。
M.Nさん:主語や動詞を考えながら話すことに集中してしまうと、重要な会議の中身に頭を使えません。空気を吸うように英語を使えるようにならなければ、大きなストレスになってしまいます。
私が思うパタプラ会議&ファシリテーションの一番の価値は、「チャンクの重要性を知れたこと」です。他の教材とは違って英語会議に特化している点も、仕事で常にファシリテーションする立場にある私にぴったりでした。